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BJJ技の百科事典
Caio Terra（カイオ・テハ）のテクニック動画です。
相手に下から前三角絞めをかけた際に、相手が首と肩を出しつつディフェンスし、更に腕ひしぎ三角固めを警戒して手を後ろに張り、臀部外側部のズボンを掴んだり両手クラッチしてディフェンスしてきた時に使う技。
奇麗な映像で見やすいですね。

腕を重ねて組む、いわゆる��グレイシーポーズ�≠ﾅ私の飼い猫のまあを抱くカイオ・テハ先生ｗｗｗ
まあはカイオにメロメロのご様子。
↓クリックしたら拡大


↓さて技画像です。
三角絞めしてみたものの、相手は右腕を外に逃し左手とクラッチしてきたので、三角絞めも腕ひしぎ三角固めも極まりません。画像では見えませんが、下のカイオの臀部付近でクラッチしています。


こういう時は脚を逆に組み替えて


このように腰を突き出し相手の上半身を浮かせます。


左手で相手の手首を下から握り
（手を拡大したらこんな感じ）


腰を下ろす際に体重を使い、左手を下から上に突き上げ、相手がクラッチしている手を切ります。
腰↓ 手↑の力でクラッチを切る力が強まりますね。


相手と垂直になるように腰と右肘を使い左に移動し


腕絡みに入ります。


自分の手首を握り


腕絡みでフィニッシュ


この体勢（前三角固め）から考えられる他のバリエーション（脚を組み替える前の正常な三角絞めの体勢から。）
・オモプラータに入りやすい（腕が抜けないように自分の足首を手前に引き寄せタイトに）。

・右手で襟を握り片十字絞めのプレッシャーをかけて体力を削る。そのまま極める事も可能。
　他に相手の顔が下を向いていてかなり前傾姿勢でいるなら小手絞りに移行出来そう。

・腕を前に出してきたら腕ひしぎ三角固め（三角絞めからの腕ひしぎ十字固め）。
　この場合、両手で相手の右袖を掴んで反対に流せれば可能だがクラッチが強力そうなのでクラッチを切って移行してもいいでしょう。

・相手が左足を立ててきたら膝下から手を入れ担ぎながら三角絞めの体勢のまま横にスイープ（相手が腕を張っている方にスイープすると手がつけない）。

・相手が後ろにベースを作りすぎている場合（反り返っている姿勢）は両手を万歳して床に付き（指は自分の頭の方）床を押して腰を相手の方に突き出しつつ跳ね上がり、相手を後ろに倒して一気にマウント三角。

・相手のエスケープに注意。相手が立ち上り＆右足を腹部にかけてくる場合が多いので警戒する。
　両足でクラッチされるとキツイ。

これぐらいのバリエーションを同時に常に意識しておけば青帯レベルなんじゃないでしょうか。

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