上から相手を横四方固めで押さえ込んだ状況から頸部を押すエスケープは基本ですが、あえてそのエスケープをさせてカウンターでモンジバカ(手首固め)を極めるテクニック。
この様に、ワザと相手に❍❍をさせて‥これしか選択肢がないみたいに(将棋みたいですね)罠にかけるのが柔術の醍醐味で面白いところですね
下の相手もこの状態ならこのエスケープしか選択肢がないのに手首固めされるわけですから大変ですね。
★モンジバカ(手首固め)はとても危険な技です。手関節を骨折した際、背屈(伸展)した場合、掌屈(屈曲)した場合で治療法(固定法)が全然違います。
素人判断でテーピングしたりすると転位(ずれ)がある場合などは変形治癒する(変形したまま骨が固まる)ことに成りますので、怪我した際は速やかに整形外科を受診してください。★
この技の様に、これしか選択肢がないという状況に追い込む技のバリエーションを増やすことで、柔術は強くなれるんじゃないでしょうか。
相手が頸部(胸鎖乳突筋辺り)を押してきすが、三角筋を両手で抱えるように抱え込み
頸部で相手の前腕(手関節辺り)を押しこむようにして上と下からで圧迫します。
相手は肘関節が屈曲されているので、上腕三頭筋を使った前方へ押す方の力(伸展)が出来ません。
屈曲したままでも肩関節を使った動き(肘打ちのように)でなら押すことは可能ですが、右手が殺されているので片手だけでは難しいでしょう。
この状況でのエスケープはサイドポジション(横四方固め)からのエスケープ(逃げ方) Marcelo Garcia先生を参照してください。
ここで相手の左肘関節を右手で相手の頭部の方向へ押します。
肩関節を外転させる動き
左手も三角筋(肩)から肘に移動させ両手で抱え込つつ
自分の肩(鎖骨辺り)にある相手の手関節を前方に押し込みスペースを縮めます
さらに相手の肘関節を相手の頭部の方に押し込み、手関節を背屈(伸展)させ手首固めの完成です。
基本通りの動きだと逆に嵌められてしまう技の典型ですね。
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